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個展や企画展参加など

染谷知孝の活動予定をお知らせします。

 

 

2023年7月24日~

きらぼし銀行練馬支店(練馬春日町駅)

「僕とお猿さん」

さあ、ほら、おいで

楽しいよ、すごく愉快だ

力を抜いて、気楽に行こうぜ

気楽に 気楽に

みんな、何かを隠してる

僕と僕のお猿さん以外のみんなが

Everybody’s Got Something to Hide Except Me and My Monkey / The Beatles

 

人気絶頂にあったビートルズは、マネージャーに政治的発言を禁止されていましたが、ベトナム戦争などについて言及しないでいることを、ビートルズの面々は社会に対して不誠実だと感じていました。マネージャーの死後、彼らは堰を切ったよに反戦や平和について発言し行動を起こします。特にジョン・レノンはヨーコ・オノとともに、自身の知名度を最大限に利用して平和の一大キャンペーンを繰り広げます。そのひとつひとつがとてもユニークで、独創的で、アートで、軽やかで、今の時代でも全く遜色ありません。例えば、ベッドの上でパジャマ姿で平和を訴えたり(ベッドイン)、袋に入って肌の色や性別、年齢を気にせずに会話をしたり(バギズム)、世界の首長たちにドングリを送ったり(ドングリイベント)。ジョンとヨーコ作のクリスマスソング「ハッピークリスマス」は、今でも毎年クリスマスの時期に「あなたが望めば戦争は終わる」というメッセージを世界中に響き渡らせます。

 

気楽に軽やかに政治を語れる空気が日本には足りないように思います。政治というのは、たとえ無関心であっても、無関係でいられる人はいません。私たちの生活すべてが政治と関わっています。是非そのことに気付いて、気付いた方たちは周りに声をかけてください。天気や大谷翔平やアニメの話をするように。気楽に、軽やかに。

 

 

2023年2月20日~7月21日

きらぼし銀行練馬支店(練馬春日町駅)

Hello, Goodbye

 

君は「Yes」と言う

僕は「No」と言う

君が「止まれ」なら

僕は「行け!行け!行け!」

まいったなぁ

君は「グッバイ」で、僕は「ハロー」

どうして君はグッバイなんて言うの?

(ビートルズ「ハロー・グッバイ」)

 

今、世の中の至る所に「分断」があります。分断が生じると、相手の話が耳に入ってこない。議論の余地がなくなる。溝は深まるばかりです。

話し合わなければならないことがたくさんあるのに。議論を重ねるべき問題が山積みなのに。

民主主義とはみんなのことを、みんなが話し合って決めることです。そして大事なのは「民主主義=多数決」ではないということ。例えば、賛成60%反対40%だったら、40%の反対意見もその割合に見合うように受け入れて、賛成反対どちらも納得できる形に着地させる。小さき声(社会的弱者や少数派)を聞き、全体の意見・民意にどう取り入れるか、これが民主主義の肝です。多数派の声にも少数派の声にも耳を傾ける“本当の” 民主主義には、多数派と少数派、賛成派と反対派、強者と弱者をひとつにまとめる力があります。

 

民主主義とは本当に脆いもの。市民が監視(参加)を怠れば、すぐに悪い方向に進んでしまいます。今、政治が、分断を煽り格差を拡大させてはいないでしょうか。もしそのような政治がまかり通っているのなら、それは民主主義とは真逆の姿と言えるのではないでしょうか。

2022年6月24日~2023年2月17日

きらぼし銀行練馬支店(練馬春日町駅)

Blackbird 黒歌鳥(クロウタドリ)

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが暗殺された1968年書かれたビートルズの曲「ブラックバード」。アメリカでの公民権運動が危機的な状況の中、作者のポール・マッカートニーは、そうした問題の渦中にあった黒人女性たちへの想いを詞に綴りました。「君が待っていたのは、飛び立つこの瞬間なんだ」という一行に、諦めず信じ続けるあなたを勇気づけたい、きっと希望はあるんだから、というポールの想いが込められています。

第53回練馬区民美術展にて努力賞を頂きました。

2021年12月18日(土)~26日(日) 練馬区立美術館

終了しました。ありがとうございました。

染谷知孝展 少年と金魚とビートルズ

2019年10月21日(月)~27日(日)

会場: つぎのカーブ